20年前に中古で手に入れたマンション。
今となっては築40年を超えたおんぼろですが、なかなかに快適で愛着を持って住んでます。
しかし経年劣化は如何ともしがたく、特に入居当初リフォームされていなかったトイレのくたびれ加減は困ったものでした。
もともとの住民がタオル掛けをつけていた右手の壁は、クロスに水垢が点々と。さらに給水口の付近もクロスの汚れ・剥がれが目立ってきました。
そこで改善したい点を書き出してみたところ、
- 壁紙が全体に汚い
- ウォシュレット壊れて動かない、便座にひび割れ
- ロータンク蓋ひび割れ
- 入口ドア(吸盤タオルかけつけるための)シール跡。塗装ハゲハゲ、ドア枠にサビ。
- 収納がない
と、結構大掛かりになりそうな予感。。。しかしプロにリフォーム依頼するような経済的余裕はない。
それならば、最近流行りのタンクレスD.I.Y.リフォームで、自分でどこまでできるかやってみようと思い立ちました。
まずは改善したい点を整理して、どんなふうに改造するかのイメージをせっせとまとめます。
『安く実現したいけど、安っぽくなるのは嫌!かつ掃除しやすく!』というわがままリフォームです。
汚れ防止のために腰壁をつけて、その上の壁は白か生成り。木部はウォルナットかダークウォルナットでシックにまとめ、床はテラコッタタイルかアンティーク調のフローリングのイメージで。。。と素材の候補を上げていきます。
面積の広い部分に使う素材のカラーバランスで印象が大きく変わるので、狭いトイレなどの空間はデザインが特に難しい。
そこで実測した寸法をもとに、Photoshopでチョチョっと上記のような簡単なパースを描き、内装の色のバランスや素材のイメージを固めることにしました。