トイレ改造計画〜05ドア枠錆抑え塗装編-サビを食い止めろ!油性塗料でサビ抑え塗装にチャレンジ。

塗装前→塗装後 DIY
塗装前→塗装後

今回の作業はドア枠錆抑え塗装。
うちのマンションの内装ドアはすべて、鉄製のドア枠にペンキ塗装がされています。
リビングなどは大丈夫ですが、トイレのドア枠は一部にサビが浮いてしまいました。

こいつがこれ以上ひどくならないように錆抑え塗装をします。

ドア枠の一部に錆が.....!

  1. 用意するもの
  2. サビ落とし&ヤスリ掛け
  3. 養生
  4. 塗装
  5. 完成
  6. 後始末
  7. まとめ

1.用意するもの

基本的には前回の壁&天井塗装編と同じなのですが、今回は油性のペンキを使うので、後始末が大変です。
このためだけに洗浄用のシンナーや灯油を用意するのも面倒なので、刷毛は100均のものを使い捨て、容器や雑巾も使ったらそのまま捨てていいものを用意しました。
2度塗りの予定なので刷毛も都度使い捨てになりますから2本用意します。

ヤスリ掛け

  • 粗目のサンドペーパーまたはサビ落とし用のヤスリ

養生

  • 養生材〜マスキングテープ・マスカーなど

塗装・後始末

  • ゴム手袋orポリ手袋
  • ペンキ(錆びた金属の上からも塗れる油性ペンキ)
  • 100均の刷毛 2本
  • 使い捨てできるペンキを入れる容器(プラスチックカップなど)
  • ペーパータオル
  • 布ガムテープ
  • マイナスドライバー
  • 雑巾・ウエス
  • 新聞紙
  • ポリ袋

2.サビ落とし&ヤスリ掛け

金属に塗装する場合はサビ落とし剤とヤスリを使って、サビや剥がれかけた塗膜を完全に除去する必要があります。
これがかなり時間がかかるし重労働。
今回は時間短縮のため、錆の上から塗れて錆止め効果のある油性ペンキを使います。
用意したのはアサヒペン 油性高耐久鉄部用ペンキ。
油性塗料は密着性にすぐれているので、ポロポロと落ちる程の状態でなければペンキのノリを良くするためにサンドペーパーをかけておくので十分だそうです。

3.養生

今回も、前回壁紙屋本舗さんで買った[はじめてのペイントセット]の中に入っていたマスキングテープ(マステ)とマスカーで養生します。
足りないようならマステもマスカーも、ダイソーなどの100均やホームセンターで売っています。
塗装の仕上がりは養生7割と言われているらしいので、しっかり養生しましょう。
できればドアを外してから塗装したかったのですが、どうやらビスが錆びているらしく外せなかったので、金具部分もマスキングテープで丁寧に養生します。
マステを貼るときはシワになるとその隙間にペンキが入り込んでしまうので、できるだけシワにならないようにぴったり密着させます。

4.塗装(油性ペイント)

今回は刷毛ですべて塗装します。

水性ペンキと違って、今回使う油性ペンキは乾くのに時間が掛かるし厚塗するときれいに仕上がりません。
明るい色の上に濃い色を塗ると刷毛目がすごく目立ちますが、厚塗りは厳禁。薄く塗って完全に乾かしてから、2度3度と塗りを重ねましょう。
今回の塗装は最後の塗りは別の塗料を使うつもりなので、2度塗りにとどめます。

一度塗りだと刷毛目がすごい

一度塗りだと刷毛目がすごい

容器にしたのはスタバのテイクアウト用カップ。
油性塗料は再利用できるような容器は後始末が大変です。
フタをカットしてマスキングテープで固定すると、ペンキしごきに使えてとっても便利です。

塗装の様子

塗装の様子

乾燥の時間は気温によっても違いますが、しっかり乾いてから2度目の塗りをしてください。
この時は15度くらいの気温だったので、念のため中1日置いて2度目を塗りました。

5.完成

2度目の塗りが終わったら、ペンキが乾燥しきる前にマスクしたテープやシートを剥がします。
乾燥仕切った後だとペンキの塗膜ごと剥がれることがあるので、半乾きの状態で慎重に剥がして、十分に乾燥するのを待てば完成です。
乾くまで水性塗料より長い時間がかかりますから、養生を外した後、乾ききるまで擦らないように注意してください。

6.後始末

今回は油性ペンキなので道具の洗浄に水は使えません。
洗浄用シンナーをわざわざ買ってくるのも、洗浄後のその溶剤を処理するのも大変です。
なので、最初から使い捨てにするつもりで100均の刷毛やスタバのカップを用意しました。
新聞紙などで包んで自治体の指示する方法で処分します。

それでもきちんと道具を洗浄して再利用したい場合はこちらのページが参考になるでしょう。

7.まとめ

てぼっこ反省点

  • 油性塗料は想像以上に厚塗りになりやすい。根性で塗り伸ばすべし!
  • またもや油断した。。。天井首より高いところを塗るときは頭にバンダナorタオル必須!
  • ツヤ消し買うつもりだったのに、間違ってツヤあり買っちゃった。。。
  • 2度塗りしても刷毛目残った。けど今回は他の塗料で仕上げ塗りを予定しているので良しとする。
  • 養生剥がしたら塗膜に若干めくれが…!油性塗料ってホント難しい!

かかった時間

ヤスリ掛け
約0.5時間
養生
約1.0時間
塗装
約2.0時間
後始末
約0時間
合計
約3.5時間

※ペンキの乾燥待ち時間を除く。2度塗りの場合。

かかった費用

ペンキ(金属用サビの上からも塗れるもの)
879円(amazon)
サンドペーパー
100円(ダイソー)
刷毛(2度塗りしたので2本)
200円(ダイソー)
合計
約1,179円

次回に続く…

コメント