さて、本日の作業は床と腰壁にクッションフロア(以下CF)を貼ります。
CFのメリットは初心者でも簡単にできて掃除がラク、そしてお値段がお安いこと。
作業の手順は以下の通り。
1.用意するもの
クッションフロア施工
- クッションフロア〜両端5cmは余裕を持ったサイズを用意
- 型紙用の紙(新聞・チラシなどでOK)
- マスキングテープorセロテープ
- サインペン
- 定規
- はさみ
- カッター
- クッションフロア用両面テープ
- ヘラ
- タッカーと針
- マスキングテープ・マスカー
- クッションフロア用継ぎ目剤(シリコンシーラント黒)
巾木・モールディング施工
- *巾木
- *モールディング用木材
- *塩ビ用接着剤
*巾木とモールディングは、後日カウンターを作ったあとで施工します。詳しくはトイレ改造計画〜08仕上げ編をご覧ください。
2.採寸
まず必要なサイズを採寸します。
我が家のトイレの場合、奥行120cm、幅86cm。
最低でも両端5cm余裕が必要なので、奥行130cm×幅96cmのクッションフロアが必要です。
さらに3方の壁に腰壁(高さ80cm)を貼るので、そのぶんを考慮します。
今回選んだクッションフロアはこちら▼。
「クッションフロア CFシート-H ストーン スレート」は182cm幅のクッションフロアで1m単位の販売です。
縦横を気にしなくて良い柄ですし、カウンターで隠れる部分があるので2m購入で間に合いました。
3.型紙作り
次に型紙を作成します。
新聞紙をつなぎ合わせて部屋の角に合わせ、ずれないようにマステで固定します。
その後、便器の形がわかるように、切っては折り、切っては折りしながらテープで止めていきます。
ドア枠の形も丁寧にかたどりましょう。
完全に左右対称なことはまずありませんから、表裏を間違えないように印をつけておきましょう。
4.カット(型取り)
取り外した型紙を広げたところ。
緑のマステが表面の印なので、このままではいけません。裏面を上にしてCFの裏側に重ねます(CFも型紙も表面を下にして重ねる)。
ずれないように要所要所マステで止めてから、切り抜く形をマーカーで書き写します。
その後直線はカッターで、曲線部ははさみでカットします。
このときあまりぴったりサイズに切るよりすこし余裕を持たせてた方が無難です。(切りすぎて隙間が空くと取り返しがつきません)
5.貼替
切り終わったCFを、まずはテープや接着剤を使わずに置いてみて細かい部分を調整します。
余分な部分はヘラで抑えつつ、ギリギリのラインをカッターで切り取ります。
調整が完了したら、前側、便器前の広い部分、便器の周囲、両サイド、後ろ側の順に両面テープで固定します。
今回は元のクッションフロアと壁紙(どちらも塩ビ)の上から貼るので、使ったのは塩ビ用の超強力両面テープ。貼り直しが大変なのでずれないように気を付けて貼りましょう。
腰壁も同様に両面テープで貼り付け。壁紙より重いので念のため要所要所をタッカーで固定します。
6.養生・コーキング
マステとマスカーで養生してから、便器とCFのすきま、ドア枠とCFの隙間にコーキングを打ちます。
ペンキが乗らないので塗装下地の補修には厳禁、と書いたシリコンシーラントですが、乾くと埃も寄せ付けず、剥がれにくいのでこうした場面では重宝です。
今回は耐水性と防カビ性能のあるタイプを選びました。
7.完成
床と腰壁のクッションフロア貼り、終了!
あとは後日タンクレスカウンターが完成してから巾木とモールディングを取り付けます。
(左奥の壁はタンクレスカウンターで隠れるので腰壁を貼りません。)
8.まとめ
てぼっこ反省点
- 腰壁と床の間に隙間空いちゃった。。。予定外だけど巾木つけてごまかすことに。
- 大惨事。。。扉枠のとこのコーキング踏んずけた!くつした脱ぎ捨てて被害は最小限で済んだけど、乾くまで慎重に!
かかった時間
- 採寸
- 約0.25時間
- 型紙作り
- 約0.75時間
- カット(床型取り)
- 約1.0時間
- カット(腰壁)
- 約0.5時間
- 床貼替
- 約0.5時間
- 腰壁貼替
- 約0.5時間
- 養生
- 約0.5時間
- コーキング
- 約0.5時間
- 合計
- 約4.5時間
かかった費用
- クッションフロア182cm×200cm
- 2,160円(壁紙屋本舗・送料別)
- クッションフロア用両面テープ
- 1,058円×2(ホームセンター)
- シリコンシーラント黒
- 300円(ホームセンター)
- *巾木(アウトレット品)
- 350円×2(ホームセンター)
- *モールディング用木材(直径30mm半円)
- 183円×4(ホームセンター)
- *モールディング用木材(半径5mm1/4円)
- 75円×4(ホームセンター)
- 合計
- 約5,459円
*巾木とモールディングは、後日カウンターを作ったあとで施工します。詳しくはトイレ改造計画〜08仕上げ編をご覧ください。