本日の作業はいよいよメインイベント!タンクレスカウンター作りです。
手に入れやすい価格の1×4材とプラダンをメインに、お手頃価格でなおかつ安っぽくならないインテリアを目指していきます。
1.用意するもの
タンクレスカウンター
- 1.天板(ラワン板)…1枚
- 2.立ち上がり部分(1×4材)…1本
- 3.フレーム柱(1×4材)…6本
- 4.フレーム横板(1×4材)…4本
- 5.棚板(ラワン板)…2枚
- 棚板受け材
- プラダン
- リアテック木目(粘着)シート古木調
- ダイソーリメイクシート木目
- 壁紙(襖紙)
- 透明粘着シート
- 装飾用木材
- 塩ビ用両面テープ
- スプレーのり
アクセント壁・モザイクタイル
- 壁紙(襖紙)
- 透明粘着シート
- デコレーションタイルステッカー
- プラダン
- 塩ビ用両面テープ
- コーキング材(白)
- 塩ビ用両面テープ
- スプレーのり
2.買い出し・下準備
今回用意する素材のメインは、プラダンと1×4材、ラワン板。
プラダンは100均でも小さいものが売られていますが、今回はホームセンターで畳ほどのサイズの物を2枚購入。
1×4材は、厚み1インチ(19mm)×幅4インチ(89mm)の木材のこと。こちらもホームセンターで長さ12フィート(3660mm)を2本購入しました。
ラワン板は軽くて強度が高く、水に強いのが特徴なので、こうした造作の天板にもってこいの素材です。
これらの素材をホームセンターで購入し、木材はカット(天板には鉢と水栓用の穴あけ)をお願いしました。
この時肝心なのは、あらかじめじっくりとプランを練って、何がどれだけ必要か綿密に計算すること。
そのためなら何度か下調べに足を運ぶのも必要です。
これを面倒がっていきなり行って購入しても無駄な素材を買ってしまったり、逆に必要なものが足りなくなってなんども買い足したりしてしまいます。
通販などでは送料もバカになりませんから、とんだ無駄遣いをしないためにも、慎重にプランしましょう。
天板の水栓の穴の周りが欠けてしまっていたので、ダイソーの木パテで欠けを埋めておきます。
3.フレーム作り
まずフレームを作ります。
③の柱材2本を④の横板と組み合わせてビス留めした物を3組作ります。
これを置いて天板を載せてみると、こんな感じ。
水を流すレバーがあるので③の柱の一部をカットしておきます。
収納棚の棚受け材は、セリアで売っていた2cm角のひのきのぼうを使っています。
(タンクフタの裏、ペンキ塗り忘れてました。。。隠れるからいいけど。こうしてみると汚いですね〜。)
タンクフタを撤去したので水跳ね防止にプラダンで仕切り壁を作成。
最後に3組のフレームが動かないように、前面に工作用のバルサ材(模型づくりなどに使う薄くて軽い木材)をタッカーで固定して完成です。
4.粘着(木目)シート貼り
天板や棚板に粘着(木目)シートを貼っていきます。
リアルな木目にこだわりたかったので、リアテックの古木調[TC-8252]を購入しました。
このシートを貼るとグッとシックな印象になります。殺風景な梁も古民家のような重厚な印象に!
定価の52%OFFで壁紙屋本舗さんから購入したのですが、勿体無いので裏側の見えない部分はダイソー木目シートを貼っていますw
リアテックとダイソーの違いは、まずシートの厚み。リアテックの方が厚くて折り目が残りにくく、しなやかで丈夫です。下地の多少の傷やシワもしっかり隠してくれます。
あとはシート面の艶。リアテックはテカテカした印象がなく、長年磨き込まれた木材のような艶があってリアルです。
さすがにお値段だけのことはある!と実感しました。
前板で隠れない棚の部分にも、プラダンと粘着シートを丁寧に貼ってこの工程は完了です。
5.前板・アクセント壁
カウンターの前板とアクセント壁は、プラダンに壁紙と保護用の透明シール(ペット用傷防止シート)を使用しました。
壁紙として利用したのは、壁紙屋本舗さんのふすま紙獅子地紋(唐子)。
安く上がるようにペンキ塗装にするつもりでいたのに、サイトで見かけて一目惚れです。
柄といい色といい、ドンピシャだったので即決購入。
ただし紙だとメンテナンスや掃除が大変なので、少しでも長く清潔に使うために上からペット用傷防止透明シールを全面に貼ることにしました。
まずは棚や梁を採寸してクッションフロアのときと同じ要領で型紙を作り、プラダンを
カットします。
プラダンは軽くて強度が高い上に、耐水性に優れているのでこういう場合にぴったりの素材です。なおかつ安いのもありがたい!
マステや針の目立たないタッカーでも簡単に固定できるので、現状復帰したい場合にも向いていると思います。
カットしたプラダンに、両面テープとスプレーのりでふすま紙を貼り、その上から保護用透明シールを貼ります。
ふすま紙のサイズ的にほんのちょっと長さが足りないのがわかったのと、手洗いの水はねが予想されるのでその対策に、サイドと天板のすぐ上の部分にデコレーションタイルステッカーを貼ることにしました。
本物のモザイクタイルを貼ることも考えたのですが、それだと重くてプラダンが剥がれるかも知れません。なので軽量で貼ってはがせるタイプのビニールシールです。
よりリアルに見せる一工夫として、プラダンで厚みをだしシーリング材で切り口をカバーすることで、本物のタイルみたいなリアルな感じにできました。
今回は質感にこだわって探したのでそこそこのお値段になってしまいましたが、このなんちゃって3D工法を使えば100均のリメイクシートタイル柄でも一段とリアルになると思います!
現状復帰できるようにするなら、プラダンの固定はタッカーかマステで。
シーリングの代わりに白のマステを貼って切り口を隠せばバッチリです!
6.完成
半乾きになったら養生を丁寧に剥がし、シーリング材が乾くのを待って完成です!
7.まとめ
てぼっこ反省点
- ふすま紙の上から貼った透明シールに、ガッツリしわが…!
ふすま紙の柄がフリーハンドな模様なので写真では目立ちませんが、無地や幾何学的な模様だったらすごく目立ったと思います。柄選び大事! - 養生もだいぶ慣れた。。。と思ってたけど、しわがよってたりしてシーリング材があちこちはみ出して汚くなってしまいました。なにごとも奢らず丁寧に!
かかった時間
- フレーム作り
- 約2.5時間
- 木目シート貼り
- 約1.0時間
- 採寸
- 約0.25時間
- プラダンカット
- 約1.25時間
- ふすま紙&透明シール貼り
- 約1.5時間
- タイルステッカー貼り
- 約1.0時間
- 養生
- 約0.5時間
- シーリング
- 約0.5時間
- 合計
- 約8.0時間
かかった費用
- ラワン板
- 約1,500円×2(ホームセンター)
- 1×4材12フィート
- 約1,500円×2(ホームセンター)
- プラダン(畳サイズ)
- 約600円×2(ホームセンター)
- 木材カット
- 約1,000円(ホームセンター)
- ふすま紙(壁紙)
- 2,500円(壁紙屋本舗・送料別)
- ペット用傷防止透明シール
- 約1,800円×2(ホームセンター)
- リアテック木目(粘着)シート1.2m
- 4,068円(壁紙屋本舗・送料別)
- デコレーションタイルステッカー
- 約7,000円(amazon)
- その他木材や接着剤等
- 約2,000円(ダイソー・セリア)
- 合計
- 約27,368円
次回に続く…
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